【週末ビデオグラファーの活動】モデルハウス撮影
お久しぶりです。
週末ビデオグラファーマンです。
前回投稿からかなり期間が空いてしまいました。
映像制作自体はしていたのですが、新しいチャレンジをしていたりでブログに手が回らずUPできていませんでした。
さて前置きはこのくらいにしておいて、いつも懇意にしていただいている工務店様のモデルハウスが9月にグランドオープンとなりました。おめでとうございます!
こちらのモデルハウスですが、率直な感想を言わせていただくと「住んでしまいたい」です笑
本当に全てがいいんです。
中に入っても木の感じや自然素材に囲まれた空間が快適で、実際に「このまま同じ建物を注文したいです!」っておっしゃるお客様もいるらしいし自分もそう思っています。
それくらい直感に語りかけてくる良さがあります。
住宅を検討中の方がいましたら、ぜひご来場されてみてください。
きっとこちらの家守様で建てたくなってしまいますよ。
急遽撮影内容の変更
先月のグランドオープン前にはインスタグラム広告用の動画をすでに制作させていただいていました。
グランドオープンイベントも無事終わったので、改めてもう少しボリュームのあるモデルハウス撮影を。と新たにご依頼いただきました。
いつものルームツアーかと思ったら、、、
さて恒例のルームツアー撮影、、、と思って臨んでいたのですが打ち合わせをしているうちに「新たな試みとしてイメージビデオ的なものを作ろう!」と急遽内容変更になりました。
ルームツアーのつもりで既にジンバルにカメラをセッティングしていたのですが、イメージ動画となると三脚で構図を決めてしっかり撮らねば!と思い慌てて装備変更を行いました笑
予想外の変更だったので結構テンパっています笑
コンテを描く時間もないので
おそらくこのような場合、一般的には簡単なコンテを描くことが多いのかもしれません。
しかし今回はドローン撮影もしなければならず(打ち合わせが終わった段階でAM11時)、時間的にコンテ作成が不可能と判断しぶっつけで撮影することになりました。
このような場合、お客様とのコミュニケーションが非常に大切になってくると思います。
撮ってほしい画と撮りたい画をお互いに言葉にして、共有しながら方向性を合わせて撮影を進めていくことを意識しました。
といっても家守様の社長・奥様のコミュ力の高さと穏やかな人間性に助けられながら、無事撮影ができたという感じです笑
おかげおかげで生きています笑
今回の機材
この日も安定のBMPCCシリーズが大活躍です。
手ぶれ補正は無いしバッテリー持ちは激悪だけど、その不便を補っても尚お釣りが来るくらいいBMPCCは良い画が撮れます。
そして不便ゆえに使い込むほどに愛情が湧いてきています。
(不器用だけど何か一つ一点突破している人と似てる笑)
参考になるかわかりませんが、各撮影機材の組み合わせをご紹介していきます。
メインカメラ + レンズ + 三脚
今回もメインカメラとしてBMPCC6K proにSIRUIの三脚SH25にセットしています。
観葉植物に霧吹きをかけるシーンの準備中。
カメラマン 兼AD 兼美術 兼編集者 です。
画面には映っていませんが妻も色々助けてくれています。
BMPCCCシリーズはその映像のクオリティと引き換えにバッテリーが1時間も持ちませんので、Vマウントバッテリーで運用します。
FXLIONのNANO ONEという50Wのものを使っています。
こまめに電源を切りながらだったらこれ一本あれば2〜3時間の運用が可能になります。
レンズはキャノンのef24-70mm f2.8l ii usmを使用。
BMPCC6K proのセンサーサイズはAPS-Cとほぼ一緒ですので、フルサイズ換算するとおおよそ36-105といったレンジのレンズになります。
このレンズ、普段はcanonのスチル用のレンズとして使用することがほとんどでした。
直前までSIGMAの18-35f1.8とも迷いましたが、
・画角カバー範囲が広いこと
・モデルハウスが広く換算36mmの広角端でも間に合ってしまいそうなこと
・望遠端で寄りのシーンも撮っておきたかった
・サブカメラに使用するレンズもキャノンだったので絵あわせしやすい
との理由からキャノンのレンズにしました。
サブカメラ + ジンバル
今回はモデルとしてワンちゃん(激かわちゃん)が登場するので、1カットでいいので後ろから追いかける躍動感のあるカットを撮りたいと考えました。
ただ、FIXの絵に対してハンドヘルドでワンちゃんのカットを撮ったら、ブレブレで少し落ち着きがない動画になってしまうかな、、、と考えサブカメラのBMPCC4KにはRS2を装備して臨みました。
レンズはキャノンの16-35 f4 を使用しました。
綺麗な映像が撮れることとアダプタを噛ませていることにより f4 → f2.8 相当になるというメリットを享受できます。
実際は5.6あたりまで絞り込んで撮ることが多いのであまり享受できていませんが笑
結果、ジンバルワークで撮ったこのローアングル映像は存在感を放つカットになりました。
ジンバルのおかげでブレがなく映像のリッチさを
担保することができました。
撮影で心掛けたこと
前述の通り、まさにぶっつけ本番の撮影でしたので撮影をしながらも色々考えを巡らせました。
朝から夜まで一日を通して撮影することが決まっていたので、各時間で撮らなければいけないシーンを守りながらBロール的なカットも合間で撮っていきます。
動画の構成を整理する
文章を書く時には起承転結がありますが、動画の構成を考える際も同様の思考で臨むと整理ができると考えています。
もちろん例外的な構成をすることもありますが、比較的落ち着いて見てもらいたい映像を作る場合は起承転結を意識します。
今回の動画構成は下記のように頭に浮かべていました。
無人の建物内とドローン映像(インサート)から始まり
人物登場(起) → 生活の様子(承) → 友人登場(転) → 夜の様子(結)
あとは撮影をしていきながら良さそうなシーンを思いついたら試してみてを繰り返し、撮影素材を膨らませていきました。
撮影後記
ぶっ通しで夜まで撮影させていただきました。
今までの撮影で2番目に長時間だったかも。(一番は成人式の撮影で、早朝5時から20時頃まで)
体も頭も疲れはしましたが、素敵な空間で楽しく撮影ができ充実感の方が圧倒的に多かったです。
今回のお客様の家守様は、モデルハウスはオープンをきっかけに様々なことにチャレンジをしていかれるとのこと。ワークショップ開催や(すでに2回開催)、勉強会など。
きっと素晴らしいコミュニティが誕生していくのだと思います。
微力ですが動画でそのお手伝いをして、自分自身も成長したいと思っています。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
(次回はあまり期間を明けずに投稿します笑)
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